脱毛サロンが身近になったのはいつ?日本で流行したタイミングとは

高かった脱毛が“当たり前”になるまでのストーリー。

今や多くの人が利用する脱毛サロン。
でも、ここまで定着するまでにはちょっとした歴史があるんです。

この記事では、脱毛サロンが日本で広く利用されるようになった時期や背景について、時代ごとにわかりやすく解説します。

1990年代 脱毛は高級な美容ケアだった時代

1990年代の日本では、脱毛といえば高級エステや美容外科のメニュー。
脇だけで数十万円ということも珍しくなく、一般の若者には手が届きにくい存在でした。

この時代は「ムダ毛=剃るもの・隠すもの」という意識が強く、脱毛そのものがまだ一部の美容マニア向けでした。

2000年代前半 脱毛サロンという選択肢が誕生

大きな転機が訪れたのは2000年代に入ってから。
2003年に設立されたミュゼプラチナムをはじめ、TBC、銀座カラー、脱毛ラボなど、脱毛専門サロンが次々と登場しました。

このころからワキ脱毛100円といった激安キャンペーンが打ち出され、「とりあえず脱毛してみる」文化が若年層を中心に広がりはじめます。

それまではエステの中のオプションだった「脱毛」が、脱毛専門の店舗として独立し、徐々に多くの人の選択肢として定着していきました。

2000年代後半〜2010年代 一気に脱毛が日常の美容ケアに

2010年代に入ると、脱毛サロンは日常的な美容習慣として浸透していきます。
テレビCMやインフルエンサーの影響もあり、都市部だけでなく地方にも店舗が拡大。

この時期には、「脱毛は当たり前」という風潮が若い世代を中心に強まり、大学生のうちに通い始める人も急増します。

また、月額制・通い放題・都度払いなど、料金体系も柔軟に進化し、ますます通いやすい美容ケアとして広がりました。

2020年代〜 家庭用脱毛器とサロンのハイブリッド時代へ

近年では、家庭用脱毛器の技術も大きく進化し、サロンレベルに近い照射性能や冷却機能を備えたモデルが登場しています。

そのため、サロン脱毛+家庭用でのセルフケアというハイブリッドなスタイルも当たり前になってきました。

また、SHR方式や痛みの少ない機器の普及により、脱毛がより快適で気軽なものへと進化を続けています。

まとめ 脱毛サロンが身近になったのは2000年代以降

脱毛サロンが多くの人にとって気軽に通える存在になったのは、2000年代中盤以降です。

安価で通いやすいキャンペーンや、脱毛に特化した専門サロンの登場がきっかけとなり、
それまで高級だった脱毛は、今や生活の中に自然に溶け込んだ美容ケアのひとつとなりました。

今後は、サロン脱毛・医療脱毛・家庭用脱毛器を自分のライフスタイルに合わせて使い分ける時代です。

当サイトでは、それぞれの選択肢の特徴や違いをわかりやすくご紹介しています。
あなたにぴったりの脱毛方法を見つけるヒントに、ぜひお役立てください。