脱毛サロンの施術内容を詳しく紹介|事前準備から照射まで安心ガイド

施術前の準備|肌も気持ちも整える時間

脱毛サロンでの施術をスムーズに進めるためには、事前の準備がとても重要です。
施術を受ける前日〜当日までに、脱毛予定の部位のムダ毛をあらかじめ自己処理しておくよう案内されるのが一般的です。

このとき使うのは、T字カミソリではなく、肌に優しい電気シェーバーがおすすめです。
カミソリだと角質まで削ってしまい、肌に負担をかける可能性があります。
処理する際は、強く押しつけず、毛の流れに沿ってやさしくシェービングしましょう。

背中やうなじ、ヒップなど、自分では見えにくく手の届かない部位に関しては、「剃り残しOK」「無料でスタッフが対応」「別料金で対応」など、サロンごとに対応が異なります。
事前に確認しておくと安心です。

また、脱毛期間中は肌をなるべく健康な状態に保つことが大切です。
乾燥していると照射時に刺激を感じやすくなるため、日頃から化粧水や乳液でしっかり保湿をしておきましょう。
日焼けも大敵。赤みや炎症があると施術を断られることもあるため、日焼け止めや日傘の使用をおすすめします。

肌を整える=脱毛効果を最大限に引き出す土台づくりと考えるとよいでしょう。

脱毛マシンでの照射|最新技術で快適にケア

いよいよ施術スタート。
脱毛サロンでは、ほとんどの場合「光脱毛(フラッシュ脱毛)」と呼ばれる方法が用いられます。
光脱毛とは、特殊な光を肌に照射し、毛の再生を抑えることで脱毛効果を得る仕組みです。

使用されるマシンの種類と特徴

代表的な方式には「IPL方式」と「SHR方式」があります。

IPL(インテンス・パルス・ライト)方式は、毛の黒いメラニン色素に光を当てて毛根にアプローチします。
ワキやVIOなど、毛が太く濃い部位に高い効果が期待されます。

SHR(スーパーヘアリムーバル)方式は、毛根ではなく「バルジ領域(発毛を司る部分)」に弱い熱をじわじわと与える新しいタイプ。
産毛や色素の薄い毛、さらには日焼け肌にも対応できるのが特徴です。

最新の脱毛マシンは冷却装置が一体になっているものも多く、肌を冷やしながら照射することで「熱さ・痛み」を最小限に抑える設計になっています。

実際の施術の流れ(所要時間:約60〜90分)

1

受付と案内

サロンに到着したら受付を済ませ、スタッフが名前を確認して待合スペースへ案内します。
初回であれば体調や肌状態などについて簡単な問診票の記入があり、その内容をもとに施術内容の最終確認が行われます。

2

着替えと準備

個室に通され、専用の施術着やガウンに着替えます。
脱毛する部位によっては、紙ショーツやヘアキャップなども用意され、できる限りリラックスして施術を受けられるよう配慮されています。

3

肌のチェックとジェル塗布

施術ベッドに横になると、スタッフが脱毛部位の状態を丁寧に確認します。
赤みや乾燥、炎症がないかを見たうえで、冷却ジェルを塗布。ジェルは透明または白っぽいものが多く、ひんやりとした感触で肌の保護と熱の分散を兼ねています。

4

照射開始

施術中は、照射する部位に合わせてスタッフがマシンを肌に密着させながら光を当てていきます。
目を保護するための専用ゴーグルを装着し、照射ごとに「少し熱を感じますが、大丈夫ですか?」と声かけが行われるため安心です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、現在主流のマシンは「輪ゴムで軽くはじかれる程度」か、「じんわりと温かく感じる程度」であることがほとんどです。

5

ジェル拭き取りと保湿

全体の照射が終わると、残ったジェルを柔らかいタオルで丁寧に拭き取り、肌を落ち着かせる保湿ケアが行われます。
ここで使用されるローションやクリームは、敏感肌用の低刺激なものが多く、肌をしっとりと整えてくれます。

6

着替えとアフター説明

着替えを済ませたら、待合スペースまたは受付に戻り、肌の注意点や次回予約についての説明を受けます。
「数日間は強い日差しを避けてください」「当日は湯船につからずシャワーで」など、肌の回復を助けるための案内があります。


このように、脱毛サロンでの施術は一連の流れが丁寧に組まれており、はじめての方でもリラックスしながら受けられるよう工夫されています。
まずは気軽にカウンセリングに足を運び、自分に合った方法を相談してみるのが第一歩です。